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ギリシア

タオルミナに行くのなら、ギリシャ劇場に必ず行こう

南イタリアの観光で、絶対に行っておきたい場所と言えば、タオルミナのギリシャ劇場(テアトル グレコ)です。タオルミナはシチリア島にある有名なリゾート地で、イオニア海を望む山の中腹にある、美しい街です。その歴史は古く紀元前4世紀には、歴史書に登場しています。

観光地としては18世紀頃からヨーロッパの著名人に愛されて来ており、その景色の美しさは今でも、バカンスを過ごす土地として人々に愛されています。映画「グラン・ブルー」の舞台としても有名で、ギリシャ劇場の他にもドゥオモや宮殿と言った観光名所が点在しています。

 Duomo

そんなタオルミナのギリシャ劇場は始め、紀元前3世紀頃にギリシャのアテナイに占領された当時、山を削って作られたと言われています。現在の劇場はその後、ローマ帝国が統治した際に建て直された物、という事です。

一部崩れている部分は、第二次世界大戦中の爆撃によって壊れたのだと言います。シチリアではシラクサの劇場に次ぐ、第2の大きさを誇る劇場となっています。客席から舞台の方を眺めると、その背後に広がる海と空、そして遠くに見えるエトナ山、という大自然の背景が劇場の雰囲気とマッチして、絵も言われぬ感動を呼び起こします。

古代にはこの風景を背景として、ギリシャ悲劇などが上演されていたと言います。

どうせならそんな古代人の暮らしにロマンを馳せて、実際に演劇鑑賞してみたい。そんな方におすすめなのが、夏場の旅行です。夏の気候が良い期間、タオルミナのギリシャ劇場では演劇やオペラなどが実際に上演されています。その他にも映画祭やコンサートなど、様々なイベントがライトアップされた劇場で行われます。星空の下で楽しむ音楽や演劇は、感動もまた一塩でしょう。好みのイベントの開催日に合わせて、この街を観光すると言うのもまた、素敵な旅の楽しみ方になりそうです。

南イタリア屈指の観光地と言われるタオルミナは、風景も建物も美しいリゾート地です。素敵な夏のバカンスを、この場所で過ごしてみませんか。

コロッセオの内観

15階建てのビルにも相当するコロッセオ

イタリアのローマで必ず行っておきたいスポットがコロッセオです。テレビの旅行番組などでも、ローマを訪れた際には必ずと言って良いほど撮影されるスポットです。

圧巻はその大きさです。幅は最大で188メートル、高さは50メートル弱で15階建てのビルに相当します。コロッセオは世界最大の円形闘技場ですが、現在残っている部分は元の大きさの3分の1に過ぎないと言われています。
そしてさらに驚くべきはその歴史です。コロッセオが完成したのは西暦80年、今から2000年ほども昔のことです。8年の歳月が建設に費やされ、完成した後は100日間に渡って完成記念の式典が開かれました。

コロッセオの外観

コロッセオは市民を楽しませるための娯楽施設として建設されました。それはローマ皇帝が市民の支持を得るための政治的な目論見でした。コロッセオでは剣闘士同士を闘わせたり、猛獣と剣闘士の対決などのイベントが市民のために行われました。

 

勇敢に戦った剣闘士たちの生死は皇帝が握っていました。皇帝の権力を誇示するという目的もあったのかも知れません。剣闘士と対決した動物はメソポタミア地方に生息するライオンやアフリカから連れて来られたゾウやカバだったと言われています。コロッセオの下水管からは様々な動物の骨が見つかっており、古代ローマ帝国の版図の広さを物語っています。

コロッセオでは水を張って船団を浮かべ、海戦の様子を再現することも出来たと言われています。また剣闘士を舞台に登場させるエレベーターも設置されていました。現在はコロッセオの地下が丸見えになっていますが、当時は取り外し可能なステージがあったと考えられています。水を張るときにはそのステージを取り外し65000リットルもの水をローマ水道を使って流し込んでいました。観客の収容人数は5万人前後と言われ、東京ドームに匹敵します。現代にも通じる機能や規模を備えた施設であり、イベントスペースの元祖だったと言えるでしょう。